小説

本のこと

『午後のチャイムが鳴るまでは』阿津川辰海

阿津川さんの書評本を読んで好きになり、小説も読みたいと思って購入。 おバカなことに全力を注ぐ高校生たちの日常の中に起こるちょっとした事件。 各章の事件は65分間の昼休み中に起こり、そして解決されるという連作短編集です。 先生に怒られないよう...
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『777 トリプルセブン』伊坂幸太郎

当直明け、家で少し休んでから夜に一人でふらっと出かけた書店にたくさん平積みされていた本。 気づいてなかったけど発売日の前日だったので入荷したて。これは運命かも、と思い、いつもはKindleで読むけど紙の本で購入。 やっぱり紙の本は表紙の質感...
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『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬

2022年本屋大賞受賞作。タイトルと表紙のイラストが印象的で、ずっと気になっていたのをようやく購入。 タイトルや表紙のイメージからなんとなく、ライトノベルっぽいアクションエンターテイメントなのかなと思いながら読み始めたら、全然違った。 19...
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『クスノキの番人』東野圭吾

書店の文庫新刊コーナーに並んでいたので購入。 めちゃくちゃ久しぶりに東野圭吾を読んだ。 なぜか連作短編集だと思い込んでいて、しばらく読み進めてから、あ、長編か、と気づいた。 長い間連絡もなかった伯母さんから突然連絡があり、ピンチを救う代わり...
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『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ

けっこう前に出てすごく売れた本で、本屋さんでもよく見かけてたけど、なかなか手に取るタイミングがなかった。 最近同じ作者の新作と一緒にたくさん並んでるのが目立っていたので買ってみました。 ベストセラーミステリ作家アラン・コンウェイが書く大人気...
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『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ

2021年本屋大賞受賞作だそうです。文庫本の表紙がかわいくて購入。 他のクジラが聞き取れない52ヘルツの周波数で鳴くクジラがいるらしい。 52ヘルツの鯨(52ヘルツのくじら、52-hertz whale)は、正体不明の種の鯨の個体である。そ...
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『六人の嘘つきな大学生』朝倉秋成

本屋さんで見かけておもしろそうと思って購入。 就活の最終選考に参加している大学生の話。 グループディスカッションで課題について話し合ってください、全員採用もあり得ます、と説明されていたのに、直前になっていきなり、六人で話し合って一人の内定者...
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ロシア文学本の表紙がかわいい

ロシア文学をAmazonでまとめ買いしてみた。 チェーホフの短編集2冊と『かもめ』、それからツルゲーネフの『父と子』。 文學界の連載で奈倉有里さんの「ロシア文学の教室」というのがあって、それがすごくおもしろくて、講義で取り上げられている本を...
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『あわのまにまに』吉川トリコ

「ほんタメ」というYouTubeチャンネルで紹介されていたので読んだ。 このチャンネルは、尊敬しているヨビノリたくみさんが本を紹介するYouTubeで、たくみさんの書評がおもしろいのはもちろんだけど、一緒に出ているあかりんがめっちゃ読書家で...
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『テスカトリポカ』佐藤究

久しぶりに読書した。もともと近視だけど、最近さらに目が悪くなってきたせいか(rogan??)、本を読むのが辛い気がしていた。 ここのところ忙しかったせいもあったかもしれない。 でも、何かでおすすめされていたのを見てKindleで買ってみた佐...