小説

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ガリレオシリーズ⑥『真夏の方程式』東野圭吾

ガリレオシリーズ第6作目です。『容疑者Xの献身』『聖女の救済』に続く長編。 夏休みに一人で伯母たちが経営している玻璃ヶ浦の旅館で過ごすことになった小学生の恭平。湯川も仕事でその旅館に泊まっていた。同じ旅館に泊まっていた」客が海岸で死体で見つ...
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『不可逆少年』五十嵐律人

『法廷遊戯』がおもしろかったので、同じ著者のこの本を買いました。 狐のお面をつけた少女が、大人を監禁して次々と殺害し、それをネット配信するという事件が起こります。 少女は13歳。刑法では裁けない刑事未成年です。「だから今しかなかった」と話す...
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『Nのために』湊かなえ(ネタバレあり)

ミステリードラマを見たくてネットでおすすめを検索したら出てきた『Nのために』。 U-NEXTで第1話を見始めてすぐにこれおもしろい、先に原作読みたい!と思って書店に買いに行きました。 高層マンションの一室で野口夫妻(野口と奈央子)が殺害され...
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『霧越邸殺人事件』綾辻行人

綾辻さんの本格ミステリやホラー系小説が好きなのと、遠田志帆さんの表紙が素敵で購入。 雪に閉じ込められた洋館での連続殺人事件なんて、好きに決まってる設定でした。 洋館の見取り図がついているなんてサイコー。ちなみに綾辻さんのお連れ合いである小野...
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『ユージニア』恩田陸

作家の阿津川辰海さんが著書『読書日記』で紹介されていたのを見て購入。 数十年前に名家で起きた大量毒殺事件。関係者へのインタビューが淡々と続くことで、事件の様子が少しずつ明らかになっていきます。 事件の真相はこういうこと?犯人はこの人?という...
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『犯罪者』太田愛

以前『幻夏』を読んでめっちゃよかったので、次に『犯罪者』を読みました。 3人の主人公鑓水、相馬、修司が登場するシリーズ3部作となっているのですが、実は私が最初に読んだ『幻夏』は2作目で、この『犯罪者』が1作目になります。 順番通りに読んだ方...
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『自由研究には向かない殺人』ホリー・ジャクソン

SNSで紹介されているのを見ておもしろそうと思い購入。 けっこう分厚い文庫だったのでしばらく寝かせていたのですが、読み始めたらおもしろくて一気読みでした。 高校生のピップは、学校の課題で自分の住む町で5年前に起きた少女失踪事件について調べる...
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ガリレオシリーズ⑤『聖女の救済』東野圭吾

ガリレオシリーズ第5作目。長編です。 会社社長の男が自宅で毒殺された。犯人はたぶん妻というのは分かってるのですが、鉄壁のアリバイがある。どうやって毒を飲ませたのか?という謎解きになります。 その方法はほんとびっくりでした。そういうのもあるの...
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『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー

『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』に引き続き、アガサ・クリスティー3冊目読みました。 田舎町で起こった資産家殺人事件。たまたま最近引っ越してきたポアロが成り行きで事件の調査をすることになります。 登場人物1人ずつスポットライ...
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ガリレオシリーズ④『ガリレオの苦悩』東野圭吾

ガリレオシリーズ全巻読破しよう企画、第4弾です。 『ガリレオの苦悩』には5つの短編が収録されています。 「落下る(おちる)」 「操縦る(あやつる)」 「密室る(とじる)」 「指標す(しめす)」 「攪乱す(みだす)」 前作の『容疑者Xの献身』...