米澤穂信

本のこと

『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信

大好きな米澤穂信さんの本の中でも、独特の雰囲気を醸し出している表紙がずっと気になっていた『儚い羊たちの祝宴』を読みました。 大きなお屋敷に住むお嬢様や、そこで働く同年代の使用人の少女たちが語るお屋敷での物語。 甘美な語り口に身を任せて読んで...
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『王とサーカス』米澤穂信

2024年読了第1作品目です。2024年の読書初めは、大好きな米澤穂信さんを選びました。 誰かの祈りで目が覚める。 フリーライターの太刀洗万智は、海外旅行特集の仕事でネパールに滞在中。そんな折、王宮で国王が息子に殺害されるという事件が起こる...
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アンソロジー『禁断の罠』

有名ミステリ作家の短編が一冊で楽しめる贅沢なアンソロジーです。 超豪華な作家さんの名前が並んでいるのを見て即買いでした。 新川帆立さん『ヤツデの一家』不器量な姉である私と、美しい妹、美しい異母弟の妖しい三角関係。 結城真一郎さん『大代行時代...
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『Iの悲劇』米澤穂信

最近一番気になって追いかけている作家さん、米澤穂信さんの作品です。 タイトルからは、『Xの悲劇』的な本格ミステリ?(読んだことないけど)と勝手にイメージしてましたが、全然違った(笑) Iというのは、Iターンを指しています。一人、また一人と住...
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『氷菓』米澤穂信

米澤穂信さんの小説は初めて読みました。 『黒牢城』は前から気になっているのですが・・・ そんな米澤穂信さんの古典部シリーズというのがあると知り、読んでみました。 高校に入学した主人公の奉太郎は、同じ高校を卒業した姉からの手紙で、廃部目前の「...