本のこと

本のこと

『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

ミステリー小説の名作ということで名前は前から知っていたけど、読む機会がなかったのをやっと読んだ。 元私立探偵の成瀬は、知人の愛子からおじいさんが悪徳霊感商法団体に騙されて殺されたのではないかと相談される。 そんな折、駅で飛び込み自殺を図ろう...
本のこと

『君の地球が平らになりますように』斜線堂有紀

ほんタメであかりんが紹介していておもしろそうと思い購入。 学生時代のサークルで一緒だった人気の男の子。同窓会で再会した彼は、陰謀論にハマっていた。学生時代は手が届かない存在だったけど、まわりが引いている今なら付き合える。 主人公は地下アイド...
本のこと

『ハーモニー』伊藤計劃

ほんタメでおすすめされていたので購入。 なんか私が買ったのと表紙が違う・・・ 私はAmazonで注文したのですが、その直後にハヤカワ文庫の100冊フェアが始まって、ほんタメ帯バージョンが売り出されたみたいなので、ちょっと残念でした。 htm...
本のこと

2023年9月に読んだ本ベスト5

2023年9月に読んだ本の中から、おもしろかったもの5冊を選んで発表したいと思います。 第1位 『テスカトリポカ』佐藤究 メキシコの麻薬組織、ミックスルーツの子ども、臓器売買、アステカの神話など、いろんなテーマが絡まり合っていて、普通だった...
本のこと

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹

ほんタメであかりんが紹介していたのを見て、三省堂神保町本店で手に取ってみると、表紙の絵が素敵だったのとカバーの手触りが良かったので購入。 中学2年生のなぎさと、転校生の海野藻屑の日々が描かれています。藻屑は転校初日の登場シーンからインパクト...
本のこと

『傲慢と善良』辻村深月

書店でよく見かけていたので、久しぶりに辻村深月さん読んでみようと思って購入。 突然失踪してしまった婚約者を探す中で、これまで知らなかった彼女の一面を知っていく。 自分たちは問題なくうまくいっていた。ストーカーに付きまとわれていると言っていた...
本のこと

『かぞえきれない星の、その次の星』重松清

Amazonのおすすめで出てきたんだったかな。表紙がかわいかったのもあり、購入。 重松清は、『流星ワゴン』とか『とんび』とか『きよしこ』とか、何冊かは読んだことあったけど、全作品追っているというほどではありませんでした。 中学校の娘が学校の...
本のこと

『Another』綾辻行人

阿津川辰海さんが書評で綾辻行人さんについても熱く語っていて、評判の良さそうなこの本を読んでみました。 綾辻行人さんの本は、学生の頃に館シリーズを何冊か読みましたが、その後しばらくは遠ざかっていたので、だいぶ久しぶりです。 この『Anothe...
本のこと

『午後のチャイムが鳴るまでは』阿津川辰海

阿津川さんの書評本を読んで好きになり、小説も読みたいと思って購入。 おバカなことに全力を注ぐ高校生たちの日常の中に起こるちょっとした事件。 各章の事件は65分間の昼休み中に起こり、そして解決されるという連作短編集です。 先生に怒られないよう...
本のこと

三省堂神保町本店(小川町仮店舗)に行きました

お茶の水で用事があったので、久しぶりに三省堂本店へ。 現在改装工事中で、小川町寄りに仮店舗として営業中です。 確かにこじんまりとした入口でしたが、6階までが書店となっていて、各フロアの面積は狭いもののさすがの本の多さでした。 1階から6階ま...