本のこと

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ガリレオシリーズ⑦『虚像の道化師』東野圭吾

ガリレオシリーズをまとめて読んでみよう企画、第7弾は『虚像の道化師』。短編集です。 本書に収録されている短編は以下の7編です。7つも!お得! 第一章 幻惑す(まどわす) 第二章 透視す(みとおす) 第三章 心聴る(きこえる) 第四章 曲球る...
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『正体』染井為人

SNSで感想を見かけておもしろそうと思い購入。 染井さんの本は初読みです。 文庫本が思ったより分厚くて最初ちょっとビビったけど、面白くて1日で一気読みでした。 夫婦と2歳の子供が自宅で惨殺された事件で死刑判決を受けた少年死刑囚が脱獄した、と...
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『ヘヴン』川上未映子(ネタバレあり)

近くの図書館で開催された読書会の課題本だったので購入して読みました。 前にも読んだことはあったのですが、今回久しぶりに読み直してみて、前に読んだ時よりもすごくおもしろいと思いました。前はいじめがひどすぎて読むのがつらい・・・という印象が強か...
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『此の世の果ての殺人』荒木あかね

中学生の息子が「車に関する本を一冊選んで読む」という学校の課題のために選んで買った本です。息子が読み終わったので、私も読んでみました。 これが「車に関する本」として適当なのかどうかは微妙ですが、とてもおもしろかったです。 息子、なかなかいい...
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2023年10月に読んだ本ベスト5

2023年10月に読んだ本は30冊でした。 その中でとくによかったものベスト5を発表したいと思います。 第1位 『幻夏』太田愛 太田愛さんの作品をこの本で初めて読みました。3人のキャラクターもいいし、事件の背景も読んでいて涙が出そうだったし...
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ガリレオシリーズ⑥『真夏の方程式』東野圭吾

ガリレオシリーズ第6作目です。『容疑者Xの献身』『聖女の救済』に続く長編。 夏休みに一人で伯母たちが経営している玻璃ヶ浦の旅館で過ごすことになった小学生の恭平。湯川も仕事でその旅館に泊まっていた。同じ旅館に泊まっていた」客が海岸で死体で見つ...
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『不可逆少年』五十嵐律人

『法廷遊戯』がおもしろかったので、同じ著者のこの本を買いました。 狐のお面をつけた少女が、大人を監禁して次々と殺害し、それをネット配信するという事件が起こります。 少女は13歳。刑法では裁けない刑事未成年です。「だから今しかなかった」と話す...
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『Nのために』湊かなえ(ネタバレあり)

ミステリードラマを見たくてネットでおすすめを検索したら出てきた『Nのために』。 U-NEXTで第1話を見始めてすぐにこれおもしろい、先に原作読みたい!と思って書店に買いに行きました。 高層マンションの一室で野口夫妻(野口と奈央子)が殺害され...
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『霧越邸殺人事件』綾辻行人

綾辻さんの本格ミステリやホラー系小説が好きなのと、遠田志帆さんの表紙が素敵で購入。 雪に閉じ込められた洋館での連続殺人事件なんて、好きに決まってる設定でした。 洋館の見取り図がついているなんてサイコー。ちなみに綾辻さんのお連れ合いである小野...
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『ユージニア』恩田陸

作家の阿津川辰海さんが著書『読書日記』で紹介されていたのを見て購入。 数十年前に名家で起きた大量毒殺事件。関係者へのインタビューが淡々と続くことで、事件の様子が少しずつ明らかになっていきます。 事件の真相はこういうこと?犯人はこの人?という...