hibino

本のこと

『青の炎』貴志祐介

ほんタメでたくみさんが「泣けるミステリ小説3選」で紹介していたので購入。 タイトルは知っていたけど初読みでした。 17歳の秀一は、大切な家族を守るために一人で殺人を計画する。 母親の元夫が与える恐怖や不安。殺すしかないと思うまでに至る心の動...
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『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー

ミステリー小説熱が再燃して、最近またいろいろ読んでいるのですが、いろんな作品のベースにあるのはやはりアガサ・クリスティーだろうと。それも『そして誰もいなくなった』だろうという思いが強くなってきました。 もちろんタイトルは知っていて、だいたい...
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私の読書遍歴

小学校の頃から、図書室に一人で通って本を読むのが好きな子でした。 そんな私がこれまでどんな本を読んできたのか、その遍歴をまとめてみようかなと思います。 【小学校】学校の図書室時代 小学生の頃は、学校の図書室に毎日通ってほとんどの本を読んでし...
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『硝子の塔の殺人』知念実希人

Audibleで何かミステリーを聴きたいなあと思ってネットで調べていたらおすすめされていたので聴き始めました。 通勤の車の中で聞いていたのですが、早く続きが知りたくて、結局Kindleでも購入して読んでしまいました。 小説を「聴く」のは、文...
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『成瀬は天下を取りに行く』宮島未奈

ほんタメで紹介されていておもしろそうだったので購入。 成瀬あかりちゃんは滋賀県大津市の女子中学生。 小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、200歳まで生きること。そのために早寝早起き、ランニングを欠かさない。 何事も最初から諦めずにやりたいと...
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『夕暮れに夜明けの歌を』奈倉有里

奈倉さんの「文學界」での連載が好きで、他の本も読んでみたいと思って購入。 ロシア語を勉強するきっかけから、ペテルブルクを経てモスクワの文学大学での留学生活について、とても瑞々しく描かれたエッセイです。 すごく穏やかで優しい語り口ですが、学ぶ...
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『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』澤村御影

SNSでベタ褒めされている投稿を見かけて、おもしろそうと思って購入。表紙のライトな雰囲気から予想したよりも本格的でおもしろくて一気読みでした。 人が嘘をついていると、声が歪んで聞こえてしまう大学生の尚哉が主人公。高槻准教授の民俗学の講義を取...
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『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

ミステリー小説の名作ということで名前は前から知っていたけど、読む機会がなかったのをやっと読んだ。 元私立探偵の成瀬は、知人の愛子からおじいさんが悪徳霊感商法団体に騙されて殺されたのではないかと相談される。 そんな折、駅で飛び込み自殺を図ろう...
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『君の地球が平らになりますように』斜線堂有紀

ほんタメであかりんが紹介していておもしろそうと思い購入。 学生時代のサークルで一緒だった人気の男の子。同窓会で再会した彼は、陰謀論にハマっていた。学生時代は手が届かない存在だったけど、まわりが引いている今なら付き合える。 主人公は地下アイド...
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『ハーモニー』伊藤計劃

ほんタメでおすすめされていたので購入。 なんか私が買ったのと表紙が違う・・・ 私はAmazonで注文したのですが、その直後にハヤカワ文庫の100冊フェアが始まって、ほんタメ帯バージョンが売り出されたみたいなので、ちょっと残念でした。 htm...