本のこと 『元彼の遺言状』新川帆立 『先祖探偵』がおもしろかったので、同じ新川帆立さんのデビュー作『元彼の遺言状』を読みました。 差し出された指輪を見て、私は思わず天をあおいだ。 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」 そんな元彼・森川栄治の奇妙な遺言状に関わることになった弁... 2024.02.15 本のこと
本のこと 『先祖探偵』新川帆立 書店で文庫本が並んでいるのを見かけていて読んでみたくなり購入。 先祖を探す探偵・邑楽風子(おうらふうこ)が受けるさまざまな依頼の裏にある人間ドラマ。 邑楽風子はジーンズしか穿かない。 「ひいじいさんを探してほしい」「中学校の課題で先祖にすご... 2024.02.07 本のこと
本のこと 『絶叫』葉真中顕 『ロスト・ケア』がおもしろかった葉真中顕さんの『絶叫』を読みました。 その部屋には、死の海が広がっていた。 分厚い文庫なので、しばらく寝かせていたのですが、読み始めると途中でやめられなくて一気読みでした。 『ロスト・ケア』は介護問題を取り上... 2024.02.06 本のこと
本のこと 【2024年1月】Audibleで読んだおすすめの本 プロのナレーターが本を朗読してくれるAudibleというサービスを利用しています。 といっても私は紙(やKindle)の本を目で読むほうが早いし、あれ?と思ったときに前のページをすぐ確認できるので紙の本のほうがいいと思っていて、Audibl... 2024.02.05 本のこと
本のこと 『塞王の楯』今村翔吾 『イクサガミ』の続きが早く読みたい!ということで、待っている間今村翔吾先生の他の本を読んで気を紛らわせようと思って、続けて読んでいます。 直木賞受賞作品です。 男の嘆き、女の悲鳴が町中を覆っている。 主人公の匡介は、石垣づくりの集団穴太衆飛... 2024.02.04 本のこと
本のこと 『ひゃっか!』今村翔吾 『イクサガミ』の第3巻が待ち遠しいので発売されるまで他の今村さんの本を読んで過ごそうと思い、『童の神』に引き続きこちらの『ひゃっか!』を読んでみました。 手に取った花をじっと見つめた。 今村さんといえば時代小説のイメージですが、この作品は「... 2024.02.03 本のこと
本のこと 『童の神』今村翔吾 『イクサガミ』がすごくおもしろかったので今村翔吾さんの他の作品も読んでみたいと思い購入。時代小説はこれまでほとんど読んだことなかったので、新たなジャンル開拓です。 陽が欠けていく。 舞台は平安時代。朝廷に戦いを挑んだ酒呑童子の生涯。源頼光と... 2024.02.02 本のこと
本のこと 『宙わたる教室』伊与原新 初読み作家さんです。Xで読了ツイートをみかけておもしろそうと思い読んでみました。 牛丼屋を出ると、ホストクラブの宣伝トラックが目の前を通り過ぎた。 新宿にある定時制高校に通う生徒たちが主人公。みんないろいろな事情があって定時制に通っている。... 2024.02.01 本のこと