最近Xで読了ツイートを何度か見かけたので、久しぶりに読んでみようと思いました。20年ぶりくらいの再読?
Bitly
近鉄布施駅を出て、線路脇を西に向かって歩きだした。
1973年大阪で起きた質屋殺害事件。容疑者は浮かんだが決定的な証拠がないまま容疑者も事故死してしまう。
質屋の息子・亮司と、美しい少女・雪穂がチラリと登場しては去っていく。
それから19年。亮司と雪穂に関わった人が次々と不幸な目にあう。
二人が直接一緒にいるシーンはないのに、二人が思い合っていることがわかる。
二人が自分たちのことを語るシーンはないのに、行動を追うことで思いが伝わってくる。
すごい小説でした。
とんでもなく分厚い文庫。約800ページ。
持ち歩くの無理だから、週末の2日間かけて読もうと思ったのに、夕方読み始めて翌朝読み終わってしまいました。
さすが東野圭吾さんです。
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