2024-01-11

本のこと

『帆船軍艦の殺人』岡本好貴

2年ぶりの鮎川哲也賞受賞作品ということで読んでみました。 その日のサウサンプトンの海は赤子の寝息のように穏やかで、薄雲のベールを突き抜けた陽光が海面を宝石のように輝かせていた。 舞台は1795年、フランスとの戦争中のイギリス海軍。 この設定...