東野圭吾さんのガリレオシリーズ、2023年12月時点での最新刊、第10作目を読みました。
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文庫化がまだされていない、唯一の作品です。
戦争が終わって丸三年が過ぎた頃、秋田県にある小さな村で、一人の女児が生まれた。
千葉県の房総沖で男性の死体が発見されます。死体は後ろから銃で撃たれていました。
警視庁の草薙が調べていくと、男性の恋人が捜索願を出したあと行方不明になっていた。
この女性の過去にはどんな秘密があるのか。そして捜査線上にガリレオこと湯川学との繋がりが浮かび上がってくる・・・
ガリレオシリーズ、ちょっと久しぶりに読んだのですが、やっぱり読みやすくて、この世界にスッと入っていけるところがすごいです。
今作品では湯川の過去、とくに家族のことが初めて明らかになります。
湯川はいつも通り飄々としているのですが、いろいろと抱えているものがあるんだなあとちょっと切なくなりました。発言はいつも通り、湯川らしいものでしたが。
2023年中にガリレオシリーズ全作品読めてよかったです。
次は加賀恭一郎シリーズを読破しようかな・・・
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