『アミュレットホテル』方丈貴恵

本のこと

大好きな「Vtuber栞のミステリー小説カフェ」で、方丈貴恵さんと市川憂人さんが出演されている回を見て、方丈さんのお話がとてもおもしろく、小説を初めて読んでみました。

Bitly

「とんだ言いがかりだ、話にならない」

舞台はアミュレットホテルという訳ありホテル。

別館が会員限定の特別仕様になっていて、会員というのは犯罪者たち。

秘密厳守、希望すれば武器や毒物なども用意してくれます。

そんなアミュレットホテルを利用するにあたって、犯罪者たちに課されるルールは二つだけ。

一、ホテルの損害を与えない。
一、ホテルの敷地内で障害・殺人事件を起こさない。

しかし、この禁忌を破ってホテル内で殺人事件が起きてしまいます。それを解決するのはホテル探偵として雇われている桐生。

まずこの特殊設定が、よく思いつくなあと感心しました。桐生のキャラもいいし。

私はホテルドクターのウーティスが好きでした。

装丁もおしゃれですね。方丈さんの他の作品も読んでみたいです。

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