『11文字の檻』やアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』がおもしろくて好きになった青崎有吾さんの新作『地雷グリコ』を読みました。
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高校生が、誰もが知っている遊びをベースにしたゲームで勝負する話が収録された連作短編集です。
「地雷グリコ」
「坊主衰弱」
「自由律ジャンケン」
「だるまさんがかぞえた」
「フォールーム・ポーカー」
それぞれのタイトルを見ただけで、ワクワクします。
韓国ドラマ『イカゲーム』みたいな感じかなと思ったのですが、人が死ななくてよかったです。
そして、エピローグはちょっと感動。
真兎ちゃんも絵空ちゃんも、めっちゃ頭良くてすごい。というか青崎さんの論理力が凄すぎる。
私は審判役の塗辺くんが好きでした。
阿津川辰海さんが「読書日記」で書かれているギャンブルミステリーについての考察も必読です!
第70回 2023.12.08
阿津川辰海・読書日記
本連載は、阿津川が読んだ小説その他について、「読書日記」と称して好き勝手語ってもらおうというコーナーである(月2回更新予定)。
『11文字の檻』のレビューはこちら。
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