本のこと 『ロスト・ケア』葉真中顕 葉真中さんの小説は初めて読みました。『絶叫』も買っているのですが、まずはデビュー作から読んでみようと思い、こちらを読みました。 介護業界をテーマにした社会派ミステリ。42人もの老人を殺害したとして起訴され、死刑判決が出るシーンから物語は始ま... 2023.12.21 本のこと
本のこと 『Iの悲劇』米澤穂信 最近一番気になって追いかけている作家さん、米澤穂信さんの作品です。 タイトルからは、『Xの悲劇』的な本格ミステリ?(読んだことないけど)と勝手にイメージしてましたが、全然違った(笑) Iというのは、Iターンを指しています。一人、また一人と住... 2023.12.20 本のこと
本のこと 『11文字の檻』青崎有吾 青崎有吾さん、初読み作家さんでした。 「このミステリーがすごい!2024」で12位にランクインしていました。表紙もかわいかったのと、帯で芦沢央さん、阿津川辰海さん、大山誠一郎さん、似鳥鶏さんという錚々たるメンバーが絶賛していたので購入。 ち... 2023.12.19 本のこと
本のこと 『幽玄F』佐藤究 『テスカポリトカ』がすごくおもしろかったので、佐藤究さんの新刊『幽玄F』も読んでみました。 子供の頃から飛行機に心惹かれていた透。 高校生の時に同じく飛行機好きの友達・溝口に誘われて行った三沢基地の航空祭で初めて戦闘機を見て、自分は戦闘機に... 2023.12.18 本のこと
本のこと 『護られなかった者たちへ』中山七里 中山七里さんの小説は、昔『さよならドビュッシー』を読んだ記憶がありますが、その後はしばらく読んでいませんでした。 最近Xで新刊のサイン会のためにいろんな書店を訪れている中山さんのお写真を見て、すごく優しそうな方だなと思い、映画化もされている... 2023.12.17 本のこと
本のこと 『スワン』呉勝浩 呉勝浩さんの『爆弾』がおもしろかったので、他の作品も読んでみようと思い購入。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞作です。 何の前提もなくいきなり、スワンという郊外大型ショッピングモールで無座別銃撃事件が起きるシーンから始まります。死者... 2023.12.16 本のこと
本のこと 『卒業タイムリミット』辻堂ゆめ 辻堂さんの小説、初めて読みました。 ある私立高校で人気のある女性英語教師が誘拐され、72時間後に始末する、という犯人からの予告動画がネット配信された。 同じ高校の3年生4人に、「誘拐の謎を解け」という挑戦状が届く。 4人は特に共通点もなく、... 2023.12.15 本のこと
本のこと 『光のとこにいてね』一穂ミチ 一穂ミチさん、初読み作家さんでした。 第168回直木賞候補作&2023年本屋大賞第3位受賞作品です。 映像が思い浮かぶような、キラキラときれいな文体だなあと思いました。好きだなあ。 結珠(ゆず)と果遠(かのん)の二人の女の子が主人公。 結珠... 2023.12.14 本のこと
本のこと 『入れ子細工の夜』阿津川辰海 大好きな阿津川辰海さんの短編集です。 『透明人間は夜に潜む』と同じ青依青さんの装画が素敵。 まだ読んでいないけど『録音された誘拐』と一緒に3冊並べたくなります。 本書には四つの短編が収録されています。全部コロナ禍という時代を背景にした作品で... 2023.12.13 本のこと
本のこと 『エレファントヘッド』白井智之 『名探偵のはらわた』『名探偵のいけにえ』と読んできたので、次にこちらの『エレファントヘッド』を読みました。 Xでも読了ポストをよく見かけていたし、ミステリランキングでもよく上位に上がっていたので。 内容がグロそうだったので恐る恐るでしたが、... 2023.12.12 本のこと