『13階段』高野和明

本のこと

すごく有名な作品ですが、未読だったので今回読んでみました。

Bitly

死神は、午前九時にやって来る。

高野和明さんのデビュー作にして江戸川乱歩賞受賞作。

死刑囚の樹原は、犯行時の記憶がなく、階段を登った記憶だけがかろうじて残っている。

冤罪の可能性があるため、その真相を明らかにするよう依頼を受けた刑務官の南郷と、傷害致死の前科があり仮釈放中の三上は、調査を始める。

早くしないと処刑が行われてしまう。

少しずつ真相に近づく二人。タイムリミットはあと少し。

そして、驚きの展開が二転三転します。最初から最後まで目が離せませんでした。

これはすごいわ。デビュー作でこんなの書けるなんて凄すぎる・・・

死刑制度や刑事罰のあり方についても考えさせられました。

まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてほしいです。

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