辻堂さんの小説、初めて読みました。
ある私立高校で人気のある女性英語教師が誘拐され、72時間後に始末する、という犯人からの予告動画がネット配信された。
同じ高校の3年生4人に、「誘拐の謎を解け」という挑戦状が届く。
4人は特に共通点もなく、誘拐された英語教師のクラスでもなかった。
なぜ自分たちが選ばれたのかもわからないまま、何もできずに先生が殺されてしまったら嫌だ、という気持ちだけで4人は事件の謎を追い始める・・・
不良グループに入っていて欠席日数ダントツ1位の黒川、爽やか体育会系男子の荻生田、学年一の美少女・澪、学年トップの秀才・あやね。
それぞれに何か秘密がありそうで。
ラストはなかなかびっくりしました。想像を超えてた。
ですが終始爽やかな青春小説、という感じですごく良かったです。
辻堂さんの他の作品も読んでみたいんだよなあ。『サクラサク、サクラチル』が気になっています。
「作家の読書道」の辻堂ゆめさん編もおもしろかったです。
作家の読書道 第220回:辻堂ゆめさん|作家の読書道|WEB本の雑誌
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