『でぃすぺる』今村昌弘

本のこと

『屍人荘の殺人』など剣崎比留子シリーズがおもしろくて大好きな今村昌弘さんの新作を読みました。

剣崎比留子シリーズの第4弾かと思いきや、なんと主人公は小学6年生のクラスメート3人。

小学6年生のユースケ、サツキ、ミナの3人は、クラスの掲示係になって学級新聞を作ることになった。

サツキの従兄弟のマリ姉が何者かに殺害された。マリ姉のパソコンには六つの怪談と「七つ目の不思議を知ったら死ぬ」という言葉が残されていた。

ユースケたち3人は、町の七不思議を調べて学級新聞を作ることに。

マリ姉を殺害したのは誰?七不思議に隠された秘密とは??

今までの作品のイメージと違っていたのでちょっと意外でしたが、けっこうおもしろかったです。

今村さんジュブナイル系もけっこういけるんですね。

ミナの家庭事情とか、サツキの中学受験問題とか、周辺のエピソードもよかったです。

最後の真相は、ちょっと意外でしたが、おもしろかったです。

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