『氷菓』米澤穂信

本のこと

米澤穂信さんの小説は初めて読みました。

『黒牢城』は前から気になっているのですが・・・

そんな米澤穂信さんの古典部シリーズというのがあると知り、読んでみました。

高校に入学した主人公の奉太郎は、同じ高校を卒業した姉からの手紙で、廃部目前の「古典部」に入部するよう言われる。

同時に入部した千反田える、友人の里志、伊原と一緒に、図書館で毎週貸し出される本の謎や、えるの叔父さんの過去など、日常に潜む謎を解き明かしていく。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければならないことは手短に」

がモットーの省エネ高校生、奉太郎でしたが、エネルギーに溢れる友人たちと謎を解き明かしていくうちに、そういうのもちょっといいかも、と思えてきます。

そういう青春小説な感じがいいなあと思いました。

古典部シリーズは次の6作品が出ています。

  1. 氷菓
  2. 愚者のエンドロール
  3. クドリャフカの順番
  4. 遠まわりする雛
  5. ふたりの距離の概算
  6. いまさら翼といわれても

中学生息子は、私が知らない間にHuluでアニメを全部見ていたそうで、おもしろいよ、と言っていました。アニメも見てみたいなあ。

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