タイトルは前から知ってたけど、読んだことなくて、ほんタメのたくみさんの大好きな道尾秀介さん読んでみようと思い購入。
道尾秀介さんの作品は『シャドウ』に続き2冊目です。
『シャドウ』のレビューはこちら。
詐欺師のタケさんとテツさんはある出来事がきっかけで一緒に住み、コンビを組んで詐欺で生活している。
そこへ、たまたま出会ったスリの女の子まひろ、その姉やひろと恋人の貫太郎、猫のトサカも加わって5人と1匹で同居することに。
皆それぞれ苦しい過去がある。
5人が人生を賭けて企てた大作戦。その結果は?そして二転三転した後に明らかになる真相とは?
めっちゃおもしろかったです!登場人物のキャラクターがすごくよくて、大好きになりました。
人情味あふれるというか。言葉のチョイスとか、おもしろくて何度か声を出して笑ってしまいました。
ラストは感動。細かな伏線も回収されておおー、と思いました。
『シャドウ』もよかったけど、私は『カラスの親指』のほうが好きでした。
道尾秀介さん初めて読む人には『カラスの親指』をおすすめしたいです。
阿部寛さん主演で映画化もされてたんですね。
続編の『カエルの小指』も気になります。絶対読む。
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