道尾秀介さんの本はもしかしたら初めて読んだかもしれません。
本格ミステリ大賞受賞作ということでこちらの作品を選びました。
小学五年生の凰介の母が病死した数日後、幼馴染の母親が飛び降り自殺した。それ以来幼馴染の少女の様子がおかしい。父親同士、母親同士、子供同士が同級生の二つの家族の間に隠された秘密とは・・・
ラスト、どんでん返しに重ねてのどんでん返しにびっくりしました。えっ!えっ!!って感じ。
淡々とした書き方のまま、急展開が起こるので驚きがすごかったです。
ズークー野郎の悪行が明らかになり、若干気分が悪かったですが、凰介くんにとっては少し希望が見えるような終わり方でよかったです。
道尾秀介さんの本、他にも読んでみたいと思い、『カラスの親指』を買ってきました。
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