綾辻さんの本格ミステリやホラー系小説が好きなのと、遠田志帆さんの表紙が素敵で購入。
雪に閉じ込められた洋館での連続殺人事件なんて、好きに決まってる設定でした。
洋館の見取り図がついているなんてサイコー。ちなみに綾辻さんのお連れ合いである小野不由美さんが作成した図面だそうです。
絢辻さんがだいぶ若い時に新潮社から出したものを、手直しして角川文庫から出しているらしい。
その辺りのエピソードも「角川文庫版自序」に書かれてありました。
下巻の最後には「語り下ろしインタヴュー」も収録されていて、お得感満載です。
ストーリーは北原白秋の童謡をモチーフにした見立て殺人。いないはずの人影が見え隠れする、ちょっとホラーな要素もあり、おもしろかったです。
どんなに素敵な洋館なんだろう。ドラマでも見てみたいなあ。
・・・と思って調べたら昔「湖畔の館殺人事件」という2時間ドラマになったみたいですが、まったく原型を留めていなかったらしい。
えっっと、、、やっぱり見なくてよかったかも。。。
『Another』はもっとホラー寄り。こちらも大好きな小説です。
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