ガリレオシリーズ②『予知夢』東野圭吾

本のこと

天才物理学者・湯川が友人の警視庁捜査一課・草薙とともに不思議な事件を科学で解決していくガリレオシリーズ。全巻読破しよう企画第2弾は『予知夢』です。

第1作目の『探偵ガリレオ』と同じく、5つの短編が収録されています。

  • 「夢想る(ゆめみる)」
  • 「霊視る(みえる)」
  • 「騒霊ぐ(さわぐ)」
  • 「絞殺る(しめる)」
  • 「予知る(しる)」

今回も、短い中に驚きのトリックと、登場人物の背景、切なさなども描かれていて、すごく完成度が高いなあと思わされました。

私がとくに好きなのは、「絞殺る(しめる)」でした。

あるホテルで小さな工場の社長が絞殺死体で発見される。少し前に生命保険に入っていたことから受取人の妻に疑いが向けられるが、妻には完璧なアリバイがあった。父親が殺される前日に工場で娘が見たという火の玉との関係は??

トリックもすごいし、真相が明らかになったときの登場人物の気持ちを考えると切なくなります。

タイトルの付け方も、本作品からは全部統一感が出ていておもしろいです。だいたい読めないけど雰囲気は分かる。

いやー、やっぱり東野圭吾さんはすごい。

朝:キムチ雑炊
昼:ベースブレッドメイプル、どら焼き
夜:ベースブレッドレーズン、カレーライス、春雨サラダ
おやつ:メロンパン

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