ガリレオシリーズ①『探偵ガリレオ』東野圭吾

本のこと

東野圭吾さんを代表する「ガリレオシリーズ」。大学生くらいのときに好きでよく読んでいたのですが、どこからかストップしてしまっていました。

最近ミステリー小説を再びよく読むようになったので、ガリレオシリーズをまとめて全作品読んでみようと思い立ちました。

題して「ガリレオシリーズ全巻読破企画」。

記念すべき第1作目は、『探偵ガリレオ』です。

  • 「燃える(もえる)」
  • 「転写る(うつる)」
  • 「壊死る(くさる)」
  • 「爆ぜる(はぜる)」
  • 「離脱る(ぬける)」

という5つの短編が収録されています。

天才物理学者・湯川が、友人の警視庁捜査一課の草薙に協力して、オカルトチックな事件を科学で解決していくストーリーです。

ひとつめの「燃える」は、路上でたむろして騒いでいる若者グループの一人が、突然頭から発火するという事件。その直前に近所の女の子が見たという空に浮かぶ「赤い糸」とは??

久しぶりに読みましたが、何回読んでも感心します。このストーリーの短さで、謎を提示して解決し、登場人物の背景も犯人の動機もしっかり描くというのは本当にすごい。

他の短編もすべてほほーう、とうならされるものばかりです。

ガリレオシリーズは短編がおもしろい気がします。

もちろんシリーズ初の長編『容疑者Xの献身』は言わずと知れた名作ですが。

私はこの第1作目の中の最初の作品「燃える」がいちばん好きでした。

脳内で福山雅治に変換されるのはもうどうしようもないので抵抗せず受け入れます(笑)

朝:プロテインマグケーキ
昼:焼きそば
夜:キムチ鍋
おやつ:エアリアル、カヌレ、ハッシュドポテト

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