ついに文芸誌を手に取る

本のこと

初めて文芸誌というものを買ってみた。買ったのは「文學界」。文芸春秋が出している月刊誌です。

文芸誌は、好きな芸人さんの新作漫才を小さい劇場に観にいくようなものだ、と昔ピースの又吉さんがアメトーーークで言っていた。あれから数年経って私も初めて文芸誌というものを買ってみた。

「文學界」は表紙のイラストや紙質が好きな感じだったから選んだというのもあるけど、中身もなかなかおもしろい。

文學界10月号で一番読みたいと思ったのは、哲学者の國分功一郎さんとオードリーの若林さんの対談。夕日をぼーっと眺める時間が大事、とか、移動すること、人と話すことの重要性、とか、なるほどなあ、と思うことがたくさんでした。

國分さんの『暇と退屈の倫理学』はとても刺激的な本だった。ここで紹介されていた『目的への抵抗』も『暇と退屈の〜』の続編にあたる東大での講義録だというので買ってしまった。

あと、三木三奈さんという作家さんの『アイスネルワイゼン』という中編もおもしろかった。この作家さんの作品は初めて読んだけど、他のも読んでみたい。『アキちゃん』で文學界新人賞を獲っているそうです。

毎月文芸誌を読むというのは、息子がジャンプをトイレに置いて何回も繰り返し読んでいるのと同じことなのかもしれない。

朝:キューブパン(ツナマヨ)
昼:カニカマバー、昆布おにぎり
夜:ガスト サラダ
おやつ:スタバ 抹茶フラペチーノ、パンプキンスコーン

コメント