『あわのまにまに』吉川トリコ

本のこと

「ほんタメ」というYouTubeチャンネルで紹介されていたので読んだ。

このチャンネルは、尊敬しているヨビノリたくみさんが本を紹介するYouTubeで、たくみさんの書評がおもしろいのはもちろんだけど、一緒に出ているあかりんがめっちゃ読書家で、いろんな本を紹介してくれるので毎回楽しく見ている。

あかりんは本の紹介がとても上手で、どの本もおもしろそうで読みたくなります。

ほんタメ
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この本も、あかりんが紹介していた本。

ある家族の話が、2029年から1章ごとに10年ずつ遡って描かれます。最初に感じたちょっとした違和感が、徐々に明らかになっていく。サスペンスといってもいいくらいの緊迫感。

読み終わったとき、え、え、そうだったの!?と思って、相関図を書いて考え込んでしまった。何を言ってもネタバレになるので書けないけど、本当は読んだ人と「あれってこういうこと??」って話がしたい。

「長く生きてるといろんなことが起こるんだけど、そういうのぜんぶ、なかったふりして知らん顔で生きていけちゃうものなのよ、大人ってのは」

秘密は秘密のままにしといたほうがいいということもある。

家族とは、血のつながりとは、、考えさせられました。

血のつながりといえば思い出すのは、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』。

宮沢りえの演技はものすごかったし、杉咲花ちゃんもめっちゃよかった。オダギリジョーは間違いない。あまりによかったので、一人で見たあと家族でもう一回見ました。

すべてのシーンに意味があり、伏線になっている。ラストには賛否両論あったというネット記事も見たけれど、私はいいなと思いました。

朝:プロテインマグケーキ、キウイ
昼:チキントマト煮、塩パン
夜:大根サラダ、カニカマバー
夜食:梅チーズベーグル、梨

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